麦芽つくり

麦芽作り

ビアエッセイストの矢野竜広さんが宇都宮のロマンチック村の山下創さんを講師にお迎えして麦芽作りについてのzoomゼミを開催してくださったおかげでやっと麦芽作りに少し自信が持てるようになりました。
自分のやっている作業が正しいのか正しくないのか不安の中作業を進めるのはけっこう辛いものがありました。規模や設備等いろいろ違いはあるものの、麦芽としてあるべき状態に持っていくための工夫がとても参考になり流石だなあと感心するばかりでした。
ここでは教わったばかりの麦芽作りを取り入れて、どのようにして麦芽を作っているのかを紹介したいと思います。
5月末に収穫して半年ほど穀物冷蔵庫で休眠させた麦を水にかしてよく洗います。

順序が逆になりますが麦を洗う前に重要な事があります。100gの麦を取り網に入れておく必要があります。これを一緒に浸種して麦の含水率を知る基準にします。これは重要な事です。ロマンチック村方式ではこれを振り回して脱水し重量を測る事で麦が水を含んだ割合を計算しておられました。
100gが145gになるまでに3日かかりました。
麦をタマネギネットに入れてシイタケ乾燥機の中で発芽を待ちます。これまで帆布に包んで保水性を保とうとしましたが発芽する時に熱を持つことや酸素を必要とする事などの理由で帆布で包むのは好ましくない事がわかり、ネットで管理しました。帆布が無くなった事で麦芽の管理が楽になりました。
芽が出るか出ないかぐらいのところで風乾に入り火入れします。
カラッカラに乾いたら脱芒機にかけて根を取り袋詰めします。

ホップの成長の記録

10m2条のホップの棚がようやく形になった。思ったより時間と金がかかった。
φ33mm の樹脂パイプ
250mm*44本*765円=33,660円
150mm*10本*450円=4500円
(この2本をつなげて4mの支柱にした。)
100mm*4本*260円=1040円
(これは補強用)
pvロープ200m =2500円
まだ未完成だけどこれだけでも合計41,200円
他に固定クランプやジョイントを入れると45000円以上になる。
とりあえず植えてしまっているホップ畑がこの畑の5倍以上。今年中に体力と金が続く限り頑張りたい。
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